ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス

2005年5月号

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    2005年5月号
     

特集 物流のプロになろう



 欧米ではロジスティクス・マネジャーの平均年収が10万ドルを超えている。ロジスティクス専門職は有望なキャリアの1つとして社会的に広く認知され、教育体制の整備も進んでいる。中国も現在、物流人材の育成に官民を挙げて取り組んでいる。日本もこれ以上、人材開発の遅れを放置することはできない。

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本誌アンケート調査――物流人材教育の現状
 本誌はこのたび物流人材教育の現状に関するアンケート調査を行った。本誌読者の中からランダムに選んだ約1000人にメールで質問項目を送付。締め切り日までに121人から回答を得た。その集計結果と自由回答欄に綴られた読者の生の声を以下に報告する。

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ロジスティクス大学院ガイド《日本》

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Interview「SCMコースの入試倍率は10倍以上」
仏ボルドー・ビジネススクール ドミニック・エスタンペ 教授
 フランス南部にあるボルドー・ビジネススクールにサプライチェーン・マネジメントの修士コースができたのは約20年前。荷主や物流業者へのコンサルティング・プロジェクトをコースの中心に据えて、学生たちに実践に即した技術と知識を教えている。フランスのみならず、ヨーロッパ大陸でも随一の学部と認められている。

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ロジスティクス大学院ガイド《欧米》

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Report 実務に背を向ける日本の物流学者
 欧米のロジスティクスの専門家は、大学や大学院でマネジメントを学んでいる。しかし日本の物流分野にはマネジメントを教えられる学者がいない。流通論や交通論の片手間で研究されてきた物流論は、実務家のニーズに応えられずにいる。

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Interview「大学は物流の専門学部を作れない」
神奈川大学 中田信哉 教授
 大学に物流学部を作っても高校生は魅力を感じない。文部科学省も、物流学部の新たな設置に難色を示すはずだ。しかも物流をきちんと教えられる人材は決定的に不足している。日本の大学における物流教育は現在、八方ふさがりの状況にある。

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Interview「毎年500人の専門家を輩出している」
日本ロジスティクスシステム協会 角田國雄 専務理事
 JILSは日本で唯一のロジスティクス教育の総合機関として、数多くの物流のプロを育ててきた。教育プログラムの充実ぶりは物流企業や荷主企業から高い評価を得ている。過去30年以上にわたってロジスティクス教育に携わってきた角田氏は、それでも欧米に比べ日本の教育システムはまだまだ遅れていると指摘する。

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米国調査 ロジスティクスのキャリアパターン
オハイオ州立大学 SCMリサーチ・グループ
 米オハイオ州立大学では過去30年以上にわたりロジスティクス・マネジャーのキャリアパターンを定点観測している。調査項目は学歴/職歴から業務範囲、報酬、コミュニケーションなどきわめて多岐にわたっている。2004年に実施された直近の調査結果を報告する。

     
 
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モスフードサービス〈情報システム〉
ASPでリアルタイム在庫管理を実現
生産履歴情報もWEBで入手へ

 
46
全日本空輸〈中国物流〉
日中路線に貨物専用機を積極投入
2007年度貨物収入1000億円目指す

 
50
JUKI〈モーダルシフト〉
海コンの陸送を鉄道にシフト
環境対応とコスト削減を両立

 
56
物流企業の値段《第12回》
久保雅裕 メリルリンチ日本証券 シニアアナリスト
西濃運輸

     
 
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新連載 ロジビズ「再」入門 《マネジメント編》
【第1回】ロジスティクスは本当に重要か?
本誌編集発行人 大矢昌浩
 ロジスティクスーー直訳すると兵站術。戦闘に必要な物資を前線に供給する後方支援業務を表す軍事用語だ。それがビジネス分野にも転用され、日本でも広く普及するようになった。今や多くの経営者がロジスティクスの重要性を口にしている。しかし、どこまでその言葉は本当なのだろうか。

 
1
KEYPERSON 鎌田正彦 エスビーエス 社長
「物流市場もM&A時代に突入した」
 軽トラックを活用したエリア集配で事業を拡大。2003年12月にジャスダック上場を果たした。以降、雪印物流を始め、引越専業者、WMSベンダー、産業廃棄物業者など、公開益を元手に矢継ぎ早に物流関連企業の買収を進めている。近く物流子会社の大型買収にも乗り出す計画だという。

 
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事例で学ぶ現場改善《第28回》
建設資材メーカーのローテク改善
青木正一 日本ロジファクトリー 代表

 
58


【日本の流通】進化のゆくえ《第8回》
カルフール撤退が残した教訓
プリモ・リサーチ・ジャパン 鈴木孝之 代表

 
36


湯浅和夫の物流コンサル道場《第37回》〜サロン編〜
大先生の弟子教育

 
70


SCM時代の新しい管理会計《第2回》
在庫保有コストを明らかにせよ
梶田ひかる アビーム コンサルティング 製造事業部 マネージャー

 
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国際物流の基礎知識《第2回》
第二船籍制度とは?
森隆行 商船三井 営業調査室 主任研究員

 
78


欧州ロジスティクス通信《第4回》
M&Aを武器に伸びるTNT

 
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中国ロジスティクス通信《2005年3月発表分》

 
68
奥村宏の判断学《第26回》
「会社乗取り時代の意味」

 
67
佐高信のメディア批評
NHKは本当に体質を改められるのか
企業の不祥事を助長する甘いメディア

 
96
The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告

 
 

87

 

国土交通省 月例経済報告
国土交通省 普通倉庫21社統計
日本冷蔵倉庫協会 主要12都市受寄物庫腹利用状況

 
 
CLIP BOARD
 
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●埼玉県加須市で東日本PFCを稼働――日立物流
 
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広告索引
 
96
編集後記
 
90
主要記事索引

PDFバックナンバー

[ CLIP ] 埼玉県加須市で東日本PFCを稼働 日立物流 2005年5月号
日立物流はこのほど、埼玉県加須市 で「東日本プラットフォームセンター (PFC)」を竣工した。東北自動車道 の加須インターチェンジから車で五分 の場所に三・八万平米の敷地を確保。 当初は延べ床面積四・八万平米でス タートするが、一・五万平米の増床余 地を残している。
[ keyperson ] 鎌田正彦 エスビーエス 社長 2005年5月号
軽トラックを活用したエリア集配で事業を拡大。二〇〇三年十 二月にジャスダック上場を果たした。以降、雪印物流を始め、引 越専業者、WMSベンダー、産業廃棄物業者など、公開益を元手 に矢継ぎ早に物流関連企業の買収を進めている。近く物流子会社 の大型買収にも乗り出す計画だという。
[ SOLE ] SOLE報告 2005年5月号
SOLE東京支部フォーラムの報告 SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジスティク ス技術やロジスティクス・マネジメントに関する活発な意見交換、 議論を行い、会員相互の啓発に努めている。今回はシリーズ第5回と して行われた日本能率協会コンサルティング(JMAC)の小林俊一 氏による講演、「ロジスティクス改革コンサルティング事例」につい て紹介する。
[ ケース ] モスフードサービス――情報システム 2005年5月号
モスフードサービスは今春、外部委託 しているすべての倉庫の管理システムを ASP(アプリケーション・サービス・プ ロバイダー)方式による運用に切り替え、 これによって在庫のリアルタイム管理を 実現した。今後は、食材メーカーからイ ンターネット経由で原料・生産履歴の付 与された出荷予定情報を入手し、トレー サビリティーの実現をめざす。
[ ケース ] 全日本空輸――中国物流 2005年5月号
今年4月に新3カ年計画をスタート。旅 客事業の中長期的な伸び悩みを想定し、 今後の重点項目の1つに貨物事業の強化 を掲げた。輸送ニーズの拡大が続く中国 路線に貨物専用機を相次いで導入するこ とで、2007年度に貨物収入1000億円の 達成を目指している。
[ ケース ] JUKI――モーダルシフト 2005年5月号
東京港と栃木県を結ぶ海上コンテナの 内陸移動を、車両によるドレージ輸送か ら鉄道輸送に切り替えた。JUKIの輸出 と、日立グループの輸入を組み合わせて、 海コンの往復輸送(ラウンドユース)を 実現。採算が合わないとされてきた中距 離モーダルシフトの成功事例を構築した。
[ データ ] 国土交通省 月例経済報告 2005年5月号
概要はありません
[ メディア批評 ] NHKは本当に体質を改められるのか 企業の不祥事を助長する甘いメディア 2005年5月号
『週刊金曜日』別冊ブックレットで『NHK の正体』が出た。受信料支払い拒否は七十万 件を超えたといわれるが、それでも、多分 「私はNHKしか見ない」という人は少なくな いのだろう。民放のドタバタ劇よりは見てい られるとか、見ていて「安心感がある」など という声をよく聞く。しかし、果たしてそう なのか。
[ ロジビズ再入門 ] ロジスティクスは本当に重要か? 2005年5月号
ロジスティクス――直訳すると兵站術。戦 闘に必要な物資を前線に供給する後方支援業 務を表す軍事用語だ。それがビジネス分野に も転用され、日本でも広く普及するようにな った。今や多くの経営者がロジスティクスの 重要性を口にしている。しかし、どこまでそ の言葉は本当なのだろうか。
[ 欧州通信 ] M&Aを武器に伸びるTNT 2005年5月号
旧オランダ郵政省であるTPGは欧州全土にネットワークを持つ国際宅配便 業者TNTを傘下に収めて以来、グループ会社のTNTロジスティクスを通じて 買収を繰り返してきた。その結果、TNTロジスティクスは売上高四〇億ユー ロ(約五二〇〇億円)超の欧州を代表する巨大3PLとなった。欧州3PL会 議で、TNTロジスティクスビジネス開発部のピエール・ジラーディン部長が、 TPGグループのM&A戦略について語った
[ 管理会計 ] 在庫保有コストを明らかにせ 2005年5月号
日本企業の多くが、在庫を持つことで発生するコストをはっきりとは 認識していない。銀行からの借り入れ金利ではなく、株主資本コスト で在庫金利を計算し、そこに廃棄リスクを加えた真の在庫保有コスト を把握することによって、物流施策の判断は大きく変わってくる。
[ 現場改善 ] 建設資材メーカーのローテク改善 2005年5月号
納品時間が遅すぎる――。資材が届かなければ、その日の作業 が滞ってしまう建設資材業界においては、致命的と言える課題だ った。当然、クレームも多発していた。まずは社内に蔓延する物 流軽視の風潮を変える必要があった。
[ 国際物流の基礎知識 ] 第二船籍制度とは? 2005年5月号
最近、日本の海運業界では「第二船籍制 度」が話題になっています。第二船籍制度と はどういうものなのか。どういう意味がある のか。あるいは諸外国の事情はどうなのかに ついて解説します。
[ 進化のゆくえ ] カルフール撤退が残した教訓 2005年5月号
世界第二位の小売業、仏カルフールの日本市場からの撤退は必然だった。 専門店チェーンとは違い、大型店を展開する流通外資が日本で成功するた めには規模の確保が欠かせない。そのためには現実的な出店計画と、有能 なパートナーが必要で、今後のM&A戦略が流通外資の日本での命運を決 するカギになる。
[ 値段 ] 西濃運輸 2005年5月号
西濃運輸の株価はピーク時の三五%の水準にとどまっている。 今期にスタートした中期経営計画では今後の重点課題として特 積み事業や3PL事業、自動車販売事業の強化を掲げたが、い ずれも事業拡大の道筋は不透明だ。保有する資産や輸配送ネッ トワークを生かし切れていない物流企業として、同社はM&A の標的となる可能性も否定できない。
[ 中国通信 ] 中国ロジスティクス通信 2005年5月号
深 の招面廸辰が 米物流会社を支配下に ■『経済参考報』3・1 招商迪辰グループは、傘下の迪辰 (アジア)有限公司を通じて、米国市 場参入への基盤として米ウイリアム 貿運を買収すると公表した。ウイリ アム貿運は北米〜アジア間の物流を 行っている。迪辰(アジア)有限公 司はこのほか、深 倉庫、広州美日 物流、上海中通海運などの物流関連 企業を相次いで買収している。
[ 道場 ] 大先生の弟子教育 2005年5月号
「日本の物流は進んでる? 遅れてる?」 久しぶりに弟子教育が始まった 五月だというのに初夏のような日差しを振りま いた太陽が沈み、事務所の窓からきれいな夕焼け 空が見える。今日は珍しく部外者がいない。会議 テーブルには大先生と弟子たちだけが向き合って 座っている。 「絶好の会議日和だな」という、わけのわからない 大先生の呼び掛けで、いま引き受けているコンサ ル業務の打ち合わせが始まった。ところが「のど が渇いた」という大先生の一声に応えて、女史が ビールを出したせいか、いつの間にやら宴会へと 変わってしまった。
[ 判断学 ] 会社乗取り時代の意味 2005年5月号
株式の“持合い崩れ”が進み、日本も本格的な会社乗取り時代に入った。 日本の大企業が生まれ変わるには、外資やファンドなど“解体屋”による大 手術も有効な手段ではないだろうか。
[ 特集 ] 物流のプロになろう 本誌アンケート調査 2005年5月号
本誌はこのたび物流人材教育の現状に関するアンケー ト調査を行った。本誌読者の中からランダムに選んだ約 1000人にメールで質問項目を送付。締め切り日までに 121人から回答を得た。その集計結果と自由回答欄に綴 られた読者の生の声を以下に報告する。
[ 特集 ] 物流のプロになろう ロジスティクス大学院ガイド《 日本》 2005年5月号
早稲田大学大学院 多摩大学大学院 一橋大学大学院
[ 特集 ] 物流のプロになろう SCMコースの入試倍率は10倍以上 2005年5月号
フランス南部にあるボルドー・ビジネススクールにサプライ チェーン・マネジメントの修士コースができたのは約20年前。 荷主や物流業者へのコンサルティング・プロジェクトをコース の中心に据えて、学生たちに実践に即した技術と知識を教えて いる。フランスのみならず、ヨーロッパ大陸でも随一の学部と 認められている。
[ 特集 ] 物流のプロになろう ロジスティクス大学院ガイド《欧米》 2005年5月号
概要はありません
[ 特集 ] 物流のプロになろう 実務に背を向ける日本の物流学者 2005年5月号
欧米のロジスティクスの専門家は、大学や大学院でマネジメ ントを学んでいる。しかし日本の物流分野にはマネジメントを 教えられる学者がいない。流通論や交通論の片手間で研究され てきた物流論は、実務家のニーズに応えられずにいる。
[ 特集 ] 物流のプロになろう 大学は物流の専門学部を作れない 2005年5月号
大学に物流学部を作っても高校生は魅力を感じない。文 部科学省も、物流学部の新たな設置に難色を示すはずだ。 しかも物流をきちんと教えられる人材は決定的に不足し ている。日本の大学における物流教育は現在、八方ふさ がりの状況にある
[ 特集 ] 物流のプロになろう 毎年500人の専門家を輩出している 2005年5月号
JILSは日本で唯一のロジスティクス教育の総合機関とし て、数多くの物流のプロを育ててきた。教育プログラムの充 実ぶりは物流企業や荷主企業から高い評価を得ている。過 去30年以上にわたってロジスティクス教育に携わってきた角 田氏は、それでも欧米に比べ日本の教育システムはまだまだ 遅れていると指摘する
[ 特集 ] 物流のプロになろう ロジスティクスのキャリアパターン調査 2005年5月号
米オハイオ州立大学では過去30年以上にわたりロジスティ クス・マネジャーのキャリアパターンを定点観測している。 調査項目は学歴/職歴から業務範囲、報酬、コミュニケーシ ョンなどきわめて多岐にわたっている。2004年に実施された 直近の調査結果を報告する。
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