ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス

2001年7月号

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  2001年7月号



特集小売り物流のカラクリ

Report
14
解説 コラボレーションの理想と現実
18
徹底検証 ジャスコの物流改革

Interview
 
24
セイコーマート 赤尾昭彦 副社長
「価格競争の原資は物流で捻出する」
 
26
カルビー 新谷俊平 専務取締役
「畑から胃袋までの垂直統合を目指す」
 
28
プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク
楢村文信 ECRネットワーキングマネージャー
「通過型センターが全体最適化を阻む」
 
30
カート・サーモン・アソシエイツ
大橋進 ロジスティクスサービスディレクター
「流通外資は日本の小売りと競合しない」

Case Study
 
34
アルビス――一括物流
フルラインの一括配送を武器に/中小スーパーをチェーン化
 
38
ダイエー・ロジスティクス・システムズ――現場改善
トヨタの物流改善手法を導入して/センターの仕分け効率を14%向上

Columns
 
42
アングロサクソン経営入門 《第4回》
「パートナーシップは綺麗事か?」
入江仁之 キャップジェミニ・アーンスト&ヤング 副社長 VS 本誌編集部
 
46
流通戦略の新常識 《第4回》
「センターフィー問題の本質を考える」
松原寿一 中央学院大学講師
  .
 

50
リコーロジスティクス――エコ物流
OA機器の設置から回収まで一貫処理
部品の再利用で静脈コストを捻出
 
56
ヤマト運輸――現場改善
折り畳み式のカゴ車を開発
年間16億円のコスト削減へ
 
 
78
The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告
第4回「Webでロジスティシャンを育成」
 
68

Supply Chain Council
サプライチェーンカウンシル[SCC]報告
第4回松下電器産業のSCM
    SCOR―Metricsを活用したサプライチェーン改革」
    松下電器産業 コーポレート情報システム社
    ビジネスプロセスソリューショングループ ビジネスコンサルティングチーム

    奥村文隆

 
65
物流「再」入門「物流がSCMを阻害する」
湯浅和夫 日通総合研究所 取締役
 
84
Digital Logistics「3PLの本質」
田中純夫 エクゼ 社長
 
82
物流企業の値段 
北見聡 野村証券金融研究所 運輸担当アナリスト
「ドイツポストワールドネット」
 
49
佐高信のメディア批評
「汚れたパンツの裏を返した小泉首相
 わかり易さを追ったメディアの過ち」

佐高信 経済評論家
 
60
企画記事
CRM最前線:コンタクトセンター改革
テレマーケティングジャパン 菊池隆/萩原俊彦
 
87
平成12年度食品産業における取引慣行の実態調査報告書
国土交通省 月例経済報告
日本倉庫協会 普通営業倉庫21社統計
日本冷蔵倉庫協会 主要12都市受寄物庫腹利用状況
 
 
93
広告索引
 
92
編集後記
 
75
バックナンバー

PDFバックナンバー

[ SCC報告 ] 松下電器産業のSCM 2001年7月号
昨年、松下電器産業はSCCの提唱する 「SCOR」を活用したサプライチェーン改 革に着手した。まずサプライチェーンの実態 を把握し、それをベストインクラスと比較す る本格的なベンチマーキングを行った。過去 一年にわたる活動の内容を、改革の事務局を 務めた同社のSCM担当者が報告する。
[ SOLE ] Webでロジスティシャンを育成 2001年7月号
ロジスティクス学会(SOLE)は ? Logistics Spectrum 〞という機関誌を発 行している。今回は、この雑誌から「インタ ーネット経由のロジスティクス・エンジニア リング学習:ユニークな遠隔教育の経験」 (?Logistics Engineering 〞 Through The Internet :A Unique Distance Education Experience )という論文を紹介する。 著者はBenjamin S. Blanchard, Lisa J.McCade, and Larry H.Wolfe である。
[ ケース ] リコーロジスティクス――エコ物流 2001年7月号
環境経営で定評のある親会社と組み、OA機器 のリサイクル事業を軌道に乗せた。単に運ぶだけ では物流専業者にかなわないという危機感を背景 に、静脈ビジネスのノウハウを蓄積している。す でに中堅パソコンメーカー、ソーテックの使用済 みパソコンの回収を引き受けるなど、静脈での強 味をビジネス拡大に活かしている。
[ ケース ] ヤマト運輸――現場改善 2001年7月号
「宅急便」で使うロールボックスパレットは重 さ約110キロにも及ぶ。その組み立て・分解作業 は、社内で「つらい仕事」の代名詞になるほどの 重労働だった。新たに開発したロールボックスパ レットは軽く、しかも折り畳みが可能。作業時間 の短縮のほか、回送費の削減などに寄与している。
[ データ ] 平成12年度食品産業における取引慣行の実態調査報告書 2001年7月号
概要はありません
[ デジロジ ] 3PLの本質 2001年7月号
ここ日本でも多くの物流業者が3PLを自称するよう になった。しかし、実際に3PLという看板に相応しい 機能を備えているプロバイダーは、限られている。そこ で今回は、試みとして20項目にわたる3PLの評価基準 を作成してみた。
[ メディア批評 ] 汚れたパンツの裏を返した小泉首相わかり易さを追ったメディアの過ち 2001年7月号
大分県の平松守彦知事に頼まれて対談した ことがあるためか、『公研』という雑誌が送ら れてくる。公益産業研究調査会の発行で「会 員配布」である。 その五月号で、朝日、読売、そして、共同 通信の政治部長が「?小泉革命〞の最大のジレ ンマ」について語っているが、特に示唆され るところはなかった。
[ 企画記事 ] CRM最前線:コンタクトセンター改革 2001年7月号
インターネットサービスの導入は、顧客窓口の分散を意味している。そのやり方を誤れ ば、顧客の利便性が増すどころか、対応の混乱をも招きかねない。そこで新たに「コンタ クトセンター」と呼ばれる組織を採用する企業が相次いでいる。従来のロジスティクス機 能とコールセンター機能を統合し、顧客対応の窓口をコンタクトセンターに一本化するこ とで、効果的なCRMが実現できるという。
[ 再入門 ] 物流がSCMを阻害する 2001年7月号
実際にモノに動かす物流システムに不備があれば、いかに優 れたSCMシステムを導入してもムダに終わる。パートナーと の情報共有や、それによる生産活動の効率化は、最初にすべき ことではない。まずは物流システムを見直すことから始めよ。
[ 値段 ] ドイツポストワールドネット 2001年7月号
ドイツポストワールドネットはUPSに次ぐ世界 第二位の時価総額を有する物流企業である。郵便、 宅配、物流、金融の四本柱でビジネスを展開して おり、年間収入は三兆円を超える。日本での知名 度はまだ低いが、関係者が頻繁に訪日しており、本 格的な日本進出の日もそう遠くはなさそうだ。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ 解説 コラボレーションの理想と現実 2001年7月号
コラボレーション(協働)が、サプライチェーン・マネジメント (SCM)を成功させるカギだと言われる。駆け引きに終始してい た取引先との従来の関係を改め、お互いに協力しなければ、サプ ライチェーン全体を最適化することはできないというわけだ。と ころが日本では、SCMの名のもとに、小売りとメーカーの間で 物流費を巡る暗闘が繰り広げられている。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ 徹底検証 ジャスコの物流改革 2001年7月号
ジャスコが大手消費財メーカーを相手に本格的な直接取引を開始し ようとしている。在庫型の物流センターを全国に配置し、工場から直 接商品を補充。センターでピッキング・仕分けを行い、一括して店舗 に納品する。これに合わせて、商品価格と物流費も分離する。欧米型 のビジネスモデルは果たして日本にも根付くのか。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ 価格競争の原資は物流で捻出する 2001年7月号
セイコーマートは北海道地区で最大の店舗数を誇る地 方のコンビニチェーンだ。武器は物流。自社所有の物流 センターを道内各地に構え、現場のオペレーションまで 自ら運営することで、全国チェーンと互角以上の戦いを 見せている。71年に一号店をオープンさせて以来、その チェーンオペレーションを指揮してきた赤尾昭彦副社長 は日本のコンビニ業界の草分けの一人とされる。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ 畑から胃袋までの垂直統合を目指す 2001年7月号
加工食品メーカーとして、ジャスコの今回の物流改革 に最も前向きな姿勢を見せたのがカルビーだ。同社は経 営目標に、鮮度の高い商品を消費者に供給することを掲 げている。今回のジャスコとの直接取引もその一環だと いう。流通経路の簡素化で店頭に新鮮な商品を並べ、顧 客満足度を高めると同時に、無駄な流通在庫の圧縮を狙 っている。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ 通過型センターが全体最適化を阻む 2001年7月号
P&Gは日本市場特有の商慣習に対して、最も攻撃的に 変革を挑んできた業界の異端児だ。リベートを廃止して、 商品価格と物流費を明確に分離。小売りからセンターフ ィーの支払いを要請されても、頑なに「No」の姿勢を貫 いてきた。その流通政策は当初、大きな反発を受けたが、 改革の成果が業績に現れてくると、競合他社も同社を追 随するようになってきた。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ 流通外資は日本の小売りと競合しない 2001年7月号
米国に本部を置くカート・サーモン・アソシエイツは ECRの生みの親として知られている。同社は精神論ばか りが目立っていた日本の流通コンサルティング市場に、 欧米のノウハウを持ち込むことで、多くのチェーンスト アをクライアントにつかんでいる。国内外のチェーン・ オペレーションの違いを最もよく知る立場にある同社に、 流通外資参入の影響をたずねた。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ アルビス―― 一括物流 2001年7月号
年商約600億円という規模ながら、米国型のフ ルラインの卸売業を実現しているアルビス。富山 県を中心に中小スーパー100店舗からなる強固な ドミナントを展開している。大手総合小売業(G MS)の隙を突き、地域に密着した中規模店なら ではの生き残り策をとっている。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ ダイエー・ロジスティクス・システムズ――現場改善 2001年7月号
ダイエーの物流子会社であるダイエー・ロジス ティクス・システムズはトヨタ自動車の支援を受 けて、全国の物流センターの「カイゼン」活動に 取り組んでいる。第1弾となった川崎プロセスセ ンターではソーター仕分けオペレーションの生産 性アップに成功した。2001年度は全社で241件の 改善を進めており、トータルで9.7億円のコスト削 減を目指している。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ パートナーシップは綺麗事か? 2001年7月号
SCMの成功のカギはコラボレーション(協働)だといわ れる。しかし、メーカーと小売りがコラボレーションによっ て、儲けを産み出したとしても、それを山分けする際には、や はりエゴがぶつかる。日本で数年前に行われた大規模なECR プロジェクトも結局は、とん挫してしまった。パートナーシ ップなど所詮、綺麗事ではないのか。
[ 特集 ] 小売り物流のカラクリ センターフィーの本質を考える 2001年7月号
センターフィーの存在が小売業をダメにしている。小売 業の競争とは本来、仕組みの競争だ。ところが、わが国で はセンターフィーという名の理不尽なリベートが許される ために、業態の確立という本質がおろそかになっている。
[EDIT]