ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2009年5号
NEWS
海外トレンド報告(中国編)

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

MAY 2009  60 2009年3月発表分 二〇〇八年の中国社会物流総額 二割増の八九兆九〇〇〇億元 ■3・4  中国統計局の発表によると、二 〇〇八年の中国の社会物流総額は、 前年比一九・五%増の八九兆九〇 〇〇億元(一三四八兆五〇〇〇億 円)となった。
また、社会物流総 費用は一六・二%増の五兆四五四 二億元(八一兆八一三〇億円)だ った。
 このうち、運輸費用は十三・二% 増の二兆八六六九億元(四三兆三 五億円)。
社会物流総費用の五二・ 六%を占めた。
保管費用は二一・ 八%増の一兆八九二八億元(二八 兆三九二〇億円)で、社会物流総 費用の三四・七%だった。
沿海主要港湾 二月のコンテナ取扱量は一六%減 ■3・7  中国の沿海主要港湾の二月のコン テナ取扱量は、前年同月比一六%減 の六九七万TEU(速報値)となっ た。
また、貨物総取扱量(同)は一 〇%減の三億八〇〇〇万トンだった。
 別の統計によると、中国沿海主 要港湾の同月の対外貿易貨物取扱 量は十二%減の一億二〇〇〇万トン となっている。
青島港のコンテナ取扱量 一〜二月期は二・二%増 ■3・9  青島港は、一〜二月のコンテナ取 扱量は前年同期比二・二%増の一 六四万四〇〇〇TEUだったと発表 した。
また貨物総取扱量は三・九% 増の五一九七万トンとなった。
中国郵政集団のEMS 一〇〇都市で時間指定を開始 ■3・ 10  中国郵政集団(チャイナポスト) は、北京、上海、広州などを含む 中国国内の一〇〇都市でEMSの 時間指定サービスを本格的に開始す ると発表した。
 ユーザーが対象の一〇〇都市間で EMSを郵送し、指定時間通りに 配達されなかった際には郵便料金を 返却するとしている。
香港港湾のコンテナ取扱量 二月は二〇・六%減 ■3・ 11  香港特別行政区政府関連部門は、 香港港湾の今年二月のコンテナ取扱 量が前年同月比二〇・六%減の一 三〇万五〇〇〇TEUになったと 発表した。
そのうち、葵青港のコン テナ取扱量は二五・一%減の九三万 五〇〇〇TEUだった。
香港空港の貨物取扱量 一〜二月は二四・七%減 ■3・ 13  香港空港管理局は、今年一〜二 月の香港空港の貨物取扱量は前年 同期比二四・七%減の四〇万八〇 〇〇トン、航空機の発着便数は六・ 二%減の四万五四八〇便だったと発 表した。
四川省成都市 食糧・食用油センターに四月着工 ■3・ 16  四川省成都市は、「成都市食糧・ 食用油備蓄(物流)センター」プロ ジェクトに四月に着工すると発表し た。
 保管能力二二万トンの食糧倉庫と 同三万八〇〇〇トンの食用油倉庫を 複数建設する計画だ。
トール・アジア 中国企業の買収を検討 ■3・ 17  情報筋によると、豪州物流大手 トール・グループのシンガポール法 人、トール・アジア(旧センブコー プ・ロジスティクス)は、中国の物 流企業を買収する計画を進めている ようだ。
中国市場の重要性が高まっ ているのに対応し、現地企業の買収 により事業を強化する。
 なお、トール・アジアは深圳に合 弁会社、ST-Anda ロジスティクスを 置き、中国全土の三〇カ所で物流セ ンターを運営。
一三〇〇都市への配 送が可能という。
広州白雲空港 保税物流センターが正式に開業 ■3・ 19  広州白雲空港の国際航空貨物と 保税貨物を処理する保税物流セン ター、「広州空港保税物流センター」 が、正式に開業した。
中国税関総署、 財政部、国家税務総局、国家外貨 管理局による認可を受けた。
 同センターは華南地区初の空港保 税物流センターという。
中国貨運航空 週一便の煙台〜北米線を開設 ■3・ 19  中国貨運航空は、山東省煙台─ 北米間の貨物便を正式に開設したと 発表した。
上海を経由し、米国ロサ 61  MAY 2009 ンゼルスとシカゴを結ぶ。
使用機材 はエアバスA300型機。
毎週火曜 日に運航する。
 中国貨運航空は中国東方航空と COSCOグループの合弁会社。
一 九九八年に発足した。
出資比率は 中国東方航空が七〇%、COSC Oグループが三〇%。
香港勝獅貨櫃企業 コンテナ生産の四工場を閉鎖 ■3・ 20  業界筋によると、香港勝獅貨櫃 企業(シンガマスコンテナ)は、中 国大陸のコンテナ生産工場十一工場 のうち、四工場を閉鎖する。
これに 伴い、従業員四〇〇〇人を解雇する。
中国のLPG船 昨年は一五隻が竣工、八〇隻に ■3・ 21  中国船主協会LPG運輸専業委 員会は、二〇〇八年末時点の中国 のLPG船の保有隻数は八〇隻に達 したと発表した。
タンク容量は計一 九万二〇〇〇立方メートル、積載重 量は計一〇万トンとなった。
そのう ち、〇八年に建造された船舶は一五 隻、タンク容量は五万一〇〇〇立方 メートルだった。
 また業界情報によると、中国で二 〇〇九〜二〇一〇年に新たに建造さ れるLPG船は四七隻、タンク容量 は一五万七〇〇〇立方メートル、積 載重量は八万一〇〇〇トンの見込み。
台湾船社ワンハイラインズ 中国船社に出資し河川輸送に進出 ■3・ 23  台湾のコンテナ船社、ワンハイラ インズは、中国船社に資本参加する 計画を進めていると発表した。
中国 の内陸河川輸送市場への進出を図る。
青山造船所がギリシャ船主に 六万トン型ばら積み船を引き渡し ■3・ 24  中国長江航運集団船舶重工業 ( CHINA-CSC)青山造船所は、ギ リシャ船主に五万七〇〇〇トン型ば ら積み船を引き渡したと発表した。
 同船は上海船舶設計院の設計。
全長一九〇メートル、幅三二・三メ ートル、高さ一八メートル、喫水一 二・八メートル、航海速力一四・二 ノット。
マカオ空港の二月の貨物取扱量 六〇%減の二七四四トン ■3・ 24  マカオ空港の二月の貨物取扱量は、 前年同月比六〇%減の二七四四ト ン、航空機の発着便数は二六%減 の三三四七便だった。
東星航空 多額の負債抱え運航停止 ■3・ 26  中国民用航空中南地区管理局は、 武漢を本拠とする東星航空が運航を 停止したと発表した。
多額の負債や 債務返済能力、内部管理能力の問 題が要因という。
 また、米GEコマーシャル・アビ エーション・サービス(GECAS) は航空機のリース料の支払いを求め て提訴する方針。
これまで再三にわ たって督促してきたが、支払いがな かったという。
 東星航空は二〇〇五年設立の民 営企業。
エアバス機を一〇機運航し、 路線数は香港、マカオを含めて二〇 路線以上だった。
国務院が物流業の支援計画 「年内に成長軌道に乗せる」 ■3・ 27  中国国務院はこのほど、「中国物 流業の調整と振興計画」案を発表し た。
計画の骨子は、?二〇〇九年 中に中国の物流企業が成長軌道に乗 るよう支援する、?一一年までに中 国国内に国際競争力を備えた大手総 合物流企業を複数設立する、の二点。
世界的な景気後退に対応し、物流 産業の支援を進めする。
 また、国内で「九大物流地区」 を重点的に発展させる方向も示し た。
九大物流地区は北京、天津を 中心とする「華北物流地区」、瀋陽、 大連などの「東北物流地区」、青島 を中心とする「山東半島物流地区」、 上海、南京、寧波などの「長江デル タ物流地区」、厦門などの「東南部 沿海物流地区」、広州、深圳などの 「珠江デルタ物流地区」、武漢、鄭州 などの「中部物流地区」、西安、蘭 州、ウルムチなどの「西北物流地 区」、重慶、成都、南寧などの「南 西物流地区」。
香港・珠海・マカオ大橋計画 年内着工、香港〜珠海三〇分に ■3・ 29  中国政府はこのほど、香港、珠海、 マカオを結ぶ大橋を建設する「香港・ 珠海・マカオ大橋」プロジェクトに 年内にも着工すると発表した。
 「香港・珠海・マカオ大橋」は全 長約二九・六キロメートル、総投資 額は約七〇〇億元(一兆五〇〇億 円)。
現在、香港から珠海までは車 で三時間かかるが、大橋が竣工すれ ば三〇分に短縮するという。
換算レート:1元= 15円

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