ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス

2017年8月号

    2017年08月号
     
      Cover Story
   
特集 3PL白書 2017

18

 

【解説】M&A成長戦略に判定が下される
3PL市場規模の推移

2016年度3PL売上高ランキング

 日本の3PL市場は引き続き拡大している。2016年度の市場規模は前期比4・5%増の2兆5926億円に達した。前期との比較が可能な41社の売上高合計額は5・5%増、今期も5・5%増が見込まれている。ただし、大型買収や事業統合は一服、これまで業界再編をリードしてきた企業が近年の成長投資の結果判定を迫られている。

 

21

 

収益性 再編一服で成長企業の勢い鈍化

増収率/営業利益率/収益性傾向


22

 

M&A 国内倉庫、フォワーダーに触手

M&A計画/M&A対象の割合/M&A対象の収益状況と現状評価


23

 

市場の声・M&A編


24

 

海外展開 インド市場への進出意欲高まる

海外進出状況・計画


25

 

ビジネスモデル 庫内作業の内製化がさらに進展

アセット保有比率と今後の見通し


26

 

市場の声・マーケット編


28  
Top Interview

センコー

──3温度帯で流通・小売市場を深耕する

嘉永良樹 取締役常務執行役員 3PL事業担当
 市場拡大が続く流通・小売市場を深耕するため、3温度帯物流のネットワークとセンター機能を強化。店舗サイドの人手不足に対応し、バックヤード業務までサポート範囲を広げることを検討中だ。M&Aは対象企業の経営を尊重し、成長につなげるスタンスを貫く。


30  

近鉄エクスプレス

──APLLの米系荷主に顧客基盤の拡大図る

鳥居伸年 社長

 グローバル物流市場でトップ10入りを果たすため「航空貨物70万トン、海上貨物70万TEU」の達成を目指す。2015年に約1500億円で買収したAPLロジスティクス(APLL)とのシナジー創出が実現の鍵を握る。同社の米系荷主にアプローチを進めて、KWEの顧客基盤に組み入れる。

 

32  

丸全昭和運輸

──豊富なアセット力で価格攻勢はね返す

浅井俊之 社長

 自社保有の豊富な車両・倉庫・人材、M&Aで取り込んだメーカー系物流子会社の営業ネットワークを活用して新規案件を相次いで獲得。かねて目標であった連結売上高1千億円超を達成した。高い品質力と信頼性で競合他社の価格攻勢に対抗。ヘビーアセット型3PLプレーヤーの強みを発揮している。

 

34  

C&Fロジホールディングス

──労働環境整備を先行して足場を固める

林原国雄 社長

 チルド輸送の名糖運輸と冷凍倉庫のヒューテックノオリンを2015年10月に経営統合し、売上高約1千億円の低温物流企業として出発した。実質的な初年度となった17年3月期は計画以上の業績を達成した。しかし、中期目標は据え置き、持続可能な経営に向けて労働環境の整備を先行させる。

 

36  
Report

米フレイトブローカー市場報告

〜何が物流業に革新をもたらすのか〜

Hacobu 佐々木太郎 社長

 “フレイトブローカー”と呼ばれる米国の伝統的なトラック利用運送業界にベンチャー企業が続々と参入して急成長を遂げている。市場に何が起きているのか。これからどこに向かうのか。日本で物流ベンチャーHacobuを創業した起業家が現地を訪問し、注目企業の経営者たちと意見交換した。そこから見えてきたことを報告する。


42  

国内有力3PL企業プロファイル

主要48社の最新事業概要と業務領域

日立物流/センコーグループホールディングス/郵船ロジスティクス/日本通運/近鉄エクスプレス/日本アクセス/キユーソー流通システム/SGホールディングス/ヤマトホールディングス/山九/ニチレイロジグループ本社/三井物産/SBSホールディングス/ハマキョウレックス/トランコム/丸和運輸機関/三菱商事ロジスティクス/セイノーホールディングス/鈴与/アサヒロジ/伊藤忠ロジスティクス/丸全昭和運輸/住商グローバル・ロジスティクス/トナミ運輸/丸紅ロジスティクス/安田倉庫/日通NECロジスティクス/NTTロジスコ/名糖運輸/日本ロジテム/商船三井ロジスティクス/富士ロジテックホールディングス/日本トランスシティ/ダイワコーポレーション/丸協運輸/第一貨物/キムラユニティー/新開トランスポートシステムズ/プラス ロジスティクス/三菱ケミカル物流/遠州トラック/ハウス物流サービス/キリングループロジスティクス/名港海運/東海運/安川ロジステック/住友倉庫/OOCLロジスティクス

 

        Key Person
  6  

「元請けの役割が問い直されている」

日本3PL協会 和佐見 勝 会長(丸和運輸機関社長)
 大須賀正孝ハマキョウレックス会長の後を受け、日本3PL協会の2代目会長に就任した。3PL市場の拡大は今後も続くと予想する。ただし、協力運送会社や業務請負会社に現場を依存し、中間マージンを抜くだけの商売はもう成り立たない。元請けとしての3PLの役割が問われていると指摘する。

 

        Case Studies
 
76
 

キユーピー〈需給調整〉

需要予測ソフトを停止して専門人材を育成

「コミュニケーション型SCM」で改革推進


  80
 
スバルロジスティクス〈現場改善〉

コンテナ充填率の向上で大幅コスト削減

軽量容器の開発とクレートレス化が効果


  84  

サプライチェーン解剖《第18回》

上野善信 金沢工業大虎ノ門大学院MBAプログラム 教授

中国 華南城

──EC先進国のO2Oプラットフォーム

 華南城はテンセントから出資を受ける物流不動産開発会社だが、通販会社に対して物流センターだけでなく、EC機能とフルフィルメントサービス、そしてリアル店舗までをワンストップで提供している。施設に入居すれば即座にオムニチャネル小売業をスタートできる。いわば“O2Oプラットフォーム”だ。

 

        Columns
 
72
 

物流企業の値段
《特別編》
2017年3月期

物流企業決算ランキング


  90
 
海外トレンド報告【News】

《欧米&アジア編》アマゾンが実店舗展開の米高級スーパーを買収
《中国編》円通速逓が「世界宅配便連盟」を設立


  94
 
NEWS ROOM

飲料メーカー系物流4社が飲酒運転根絶へ共同宣言
猛暑予想で飲料輸送に“大波動”の可能性


  100  
湯浅和夫の物流コンサル道場

《第183回》〜温故知新編 第64回〜

新「総合物流施策大綱」を読む

 

  104  
奥村宏の判断学《第183回》

アメリカはどこへ行く?


  106  
佐高信のメディア批評

都民ファースト圧勝の影で進むファシズム

なぜか注目されない小池百合子の憲法観

 

  108  
物流指標を読む《第104回》

夏場より景気は回復基調が鮮明に

日通総合研究所 佐藤信洋


  110  
事例で学ぶ現場改善《第171回》

輸入卸Y社のキャパオーバー収拾

日本ロジファクトリー 青木正一 代表

  114  

The International Society of Logistics

国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
アセットマネジメントと保全の最新動向

 

        Information
 

 

 

CLIP BOARD

 
71
 

日本アクセスが「チルド幹線便」を全国拡大へ

/ヨコレイが物流センターで事前予約受け付けシステム導入へ

 

 
88
 

JLLが物流施設の取り組み強化

 

 
89
 

オークファングループが余剰在庫の再流通支援事業を食品に拡大

 

 
99
 

安全運行サポーター協議会が第2回セミナー

 

 
107
 

政府の検討会が大規模倉庫火災対策で提言

 

 
113
 

米マンハッタンが過去最大規模の製品改定を発表

/物流連の第18回物流環境大賞表彰式

 

 
117
 

CBREが冷蔵倉庫の賃貸市場でリポート

/国交省が内航海運活性化策を発表

 

 

 

 

DATA BANK

 
119
 

国土交通月例経済(国土交通省)

 

 

122

 

主要記事索引

  126   編集後記
  127   広告索引

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