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2013年8月号

    2013年8月号
     
   
   
特集 調達物流

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【解説】IBMに学ぶグローバル調達改革
 グローバルな調達の統合と高度化はIBMが今日のベストプラクティスとされている。1990年代初頭に巨額の赤字に陥り、瀕死の状態にあった同社は、再建をかけて改革に取り組み、約20年にわたり方法論を積み上げてきた。その経験から多くを学ぶことができる。


18

 

【第1部】生産・調達・出荷を30分サイクルで同期

──NECパーソナルコンピュータ
 かつての週次生産をデイリーへ、そして今では30分単位で生産・調達・出荷を同期化し、パソコン版トヨタ生産方式を構築した。輸入部品は米沢事業場に隣接したインランドデポに保税状態で保管、納入指示が出た時点で外貨を内貨に切り替え生産ラインに納品する保税JITを運用している。RFIDとIT技術の活用がそれを可能にしている。

 

22  

【第2部】クラウドを使って国際輸送を可視化

──富士ゼロックス
 クラウドサービスを利用して中国の工場から世界各地のハブまでの輸送状況を可視化するシステムを構築した。着荷情報の精度が上がり、明確な納期回答が即時にできるようになった。ハブに余分な在庫を持つ必要もなくなった。さらにオーダー引き当ての対象を海上輸送中の在庫にも広げて一層の在庫削減を目指しいる。

 

26  

【第3部】香港を皮切りに「買付物流」を開始

──セイコーエプソン

 異なる製造拠点が同じ部品を別々に購入するなど、グローバルサプライチェーンの非効率が目立っていた。製造拠点の担当者任せだった調達物流にメスを入れ、本社と現地法人が連携し、混載の拡大やサプライヤーとの取引条件見直しなどに着手した。2013年度は調達物流費の5%削減を目指している。

 

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【第4部】タイのミルクランは品質勝負に

──豊田通商
 トヨタ自動車の新興国戦略に対応して、タイにおける物流ネットワークの拡充を進めてきた。しかし、タイの自動車産業は今や拡大期から成熟期に移っている。これに伴い、物流ニーズも急増する物量への対応から品質向上にシフトした。ドライバーの教育施設や新たな輸送会社を立ち上げ、その期待に応えようとしている。

 

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【第5部】「外国人部隊」組織し日本流を修正

──カルソニックカンセイ
 2011年に海外の現地法人から外国人メンバーを集めた「グローバルSCMセンター」を本社に新設した。日本中心だった従来のアプローチを修正。世界各地の実情をより正確に把握して、業務プロセスの標準化や調達物流の効率化をスピーディに進められる体制の確立を目指している。

 

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【第6部】震災でも止まらなかったJIT納入

──旭化成ホームズ
 建築現場ごとに部材や設備機器を発注して、ベンダーがバラバラに納品する体制を改めた。各地に調達物流拠点を設置。自分で手配した車両でベンダーまで取りに行き、物流センターで現場別に仕分けて、工事の進捗に合わせてJIT 納入する。調達物流を自社化したことで東日本大震災に直面しても混乱は最小限に抑えることができた。

 

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【第7部】ミャンマーへの生産シフトに先手打つ

──住金物産
 ミャンマーをチャイナプラスワンの有力候補と位置付けている。今年5月に初の自社工場を構え、同国における生産能力の拡充を急いでいる。それに伴い、調達物流の構築が喫緊の課題に。物流子会社をパートナーに現地ネットワークを整備して、先行者利益を狙う。

 

36  

【第8部】中国モデルをアジア全域に展開

──山九
 割に合わない新興国の国内物流を進んで請け負うことで、後発として参入した自動車業界に食い込んでいる。現地のハンドリングから国際調達に業務範囲を拡げるかたちで日本に手を広げた。海外シフトが進むと今度は日本の工場の国際調達まで任されるようになった。中国物流で構築したビジネスモデルをアジア全域で展開する。

 

38  

【第9部】「宅急便」のインフラ活用しJIT納品

──ヤマト運輸
 2000億円を投じて羽田空港など国内4カ所に大型拠点を順次整備。東京・名古屋・大阪間の当日配達とアジアから日本への翌日配送を実現する。通販会社や小売・卸と並んで、メーカーの調達物流のアウトソーシングを主なターゲットに定めている。

 

  2  
KeyPerson

「ビッグデータの活用でSCMが進化する」

米IBM フラン・オサリバン SCM部門ゼネラルマネジャー
 情報技術の革新によってSCMが次のステージに進もうとしている。サプライチェーン上に溢れる雑多な情報を構造化して一元管理し、それを分析することで、正しい施策を科学的に導き出す人工知能システムが実用に移されている。「ビジネス・アナリティクス」と呼ばれている。


     
 
42
 

永大産業〈外部委託〉

倒産を乗り越えた物流パートナーシップ

ベトナム生産の開始で拠点配置を再検討


  46
 
米ダウコーニング〈欧米SCM会議29〉

企業向けネット販売が売上の3割に拡大

発注ルール徹底と自動化で低価格化実現


     
 
50
 

物流企業の値段
《特別編》
2013年3月期

物流企業決算ランキング


  54
 
海外トレンド報告【News】

《欧米編》欧州の海運トップ3が長期業務提携で合意
《中国編》中国鉄路総公司が貨物輸送組織を改革へ


  58  
湯浅和夫の物流コンサル道場

《第136回》〜温故知新偏 第17回〜

石油ショックのインパクト

 

  62  
奥村宏の判断学《第135回》

それは“クーデター”か? ─川崎重工業の事件─


  64  
佐高信のメディア批評

批判はすべて自分への攻撃と見る安倍晋三

歴代自民党首相の中でも際だつ狭量と小心

 

  65
 
物流不動産Biz 日記《第5回》

“実は本業は運送会社なんです”

大谷巌一 イーソーコドットコム 会長

 

  66
 
中国鉄道コンテナ輸送

第2回 鉄道コンテナセンター駅の整備戦略

李瑞雪 法政大学 教授

 

  74  
物流指標を読む《第56回》

荷動き指数が2年ぶりのプラス水準へ

日通総合研究所 佐藤信洋


  76  

物流行政を斬る《第29回》
アジアのハブ機能奪還に向け
ようやく動き出した港湾行政
統廃合を含む大胆な施策が鍵

産業能率大学 経営学部 准教授 寺嶋正尚

 

  78  

The International Society of Logistics

国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
設備管理のグローバル化の動向

 

  83  
事例で学ぶ現場改善《第125回》

中堅日雑メーカーの自社運営センター改善

日本ロジファクトリー 青木正一 代表

     
 

 

 

CLIP BOARD

 
86
 

●日本の物流をアジアに売り込め/政府が2017年までの施策大綱を閣議決定

●日本梱包運輸倉庫が埼玉県小川町に新拠点を開設/ホンダの寄居工場に関連する業務を中心に展開

 

 

 

 

DATA BANK

 
87
 

●国土交通月例経済(国土交通省)

 

     

90
  主要記事索引
  94   編集後記
 
95
  広告索引

PDFバックナンバー

[ 特集 ] 調達物流 2013年8月号
概要はありません
[ 特集 ] 解説 IBMに学ぶグローバル調達改革 2013年8月号
 グローバルな調達の統合と高度化はIBM が今日 のベストプラクティスとされている。1990 年代初 頭に巨額の赤字に陥り、瀕死の状態にあった同社は、 再建をかけて改革に取り組み、約20 年にわたり方 法論を積み上げてきた。その経験から多くを学ぶ ことができる。
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 かつての週次生産をデイリーへ、そして今では30分単位 で生産・調達・出荷を同期化し、パソコン版トヨタ生産方 式を構築した。輸入部品は米沢事業場に隣接したインラン ドデポに保税状態で保管、納入指示が出た時点で外貨を内 貨に切り替え生産ラインに納品する保税JITを運用している。 RFIDとIT技術の活用がそれを可能にしている。
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 異なる製造拠点が同じ部品を別々に購入するなど、 グローバルサプライチェーンの非効率が目立っていた。 製造拠点の担当者任せだった調達物流にメスを入れ、 本社と現地法人が連携し、混載の拡大やサプライヤー との取引条件見直しなどに着手した。2013年度は調達 物流費の5%削減を目指している。 
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 トヨタ自動車の新興国戦略に対応して、タイにおける 物流ネットワークの拡充を進めてきた。しかし、タイの 自動車産業は今や拡大期から成熟期に移っている。これ に伴い、物流ニーズも急増する物量への対応から品質向 上にシフトした。ドライバーの教育施設や新たな輸送会 社を立ち上げ、その期待に応えようとしている。
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 2011 年に海外の現地法人から外国人メンバーを集め た「グローバルSCM センター」を本社に新設した。日 本中心だった従来のアプローチを修正。世界各地の実 情をより正確に把握して、業務プロセスの標準化や調 達物流の効率化をスピーディに進められる体制の確立を 目指している。
[ 特集 ] 第6部 震災でも止まらなかったJIT納入──旭化成ホームズ 2013年8月号
 建築現場ごとに部材や設備機器を発注して、ベンダーが バラバラに納品する体制を改めた。各地に調達物流拠点を 設置。自分で手配した車両でベンダーまで取りに行き、物 流センターで現場別に仕分けて、工事の進捗に合わせてJIT 納入する。調達物流を自社化したことで東日本大震災に直 面しても混乱は最小限に抑えることができた。
[ 特集 ] 第7部 ミャンマーへの生産シフトに先手打つ──住金物産 2013年8月号
 ミャンマーをチャイナプラスワンの有力候補と位置付け ている。今年5月に初の自社工場を構え、同国における 生産能力の拡充を急いでいる。それに伴い、調達物流の 構築が喫緊の課題に。物流子会社をパートナーに現地ネ ットワークを整備して、先行者利益を狙う。
[ 特集 ] 第8部 中国モデルをアジア全域に展開──山九 2013年8月号
 割に合わない新興国の国内物流を進んで請け負うことで、 後発として参入した自動車業界に食い込んでいる。現地の ハンドリングから国際調達に業務範囲を拡げるかたちで日 本に手を広げた。海外シフトが進むと今度は日本の工場の 国際調達まで任されるようになった。中国物流で構築した ビジネスモデルをアジア全域で展開する。
[ 特集 ] 第9部 「宅急便」のインフラ活用しJIT納品── ヤマト運輸 2013年8月号
 2000 億円を投じて羽田空港など国内4 カ所に大型拠点 を順次整備。東京・名古屋・大阪間の当日配達とアジア から日本への翌日配送を実現する。通販会社や小売・卸 と並んで、メーカーの調達物流のアウトソーシングを主な ターゲットに定めている。
[ keyperson ] 「ビッグデータの活用でSCMが進化する」 米IBM フラン・オサリバン SCM部門ゼネラルマネジャー 2013年8月号
 情報技術の革新によってSCMが次のステージに進もうとしてい る。サプライチェーン上に溢れる雑多な情報を構造化して一元管理 し、それを分析することで、正しい施策を科学的に導き出す人工知 能システムが実用に移されている。「ビジネス・アナリティクス」と 呼ばれている。
[ ケース ] 永大産業 外部委託 倒産を乗り越えた物流パートナーシップベトナム生産の開始で拠点配置を再検討 2013年8月号
 1978年の経営破綻から33年を経て、2011年12 月に東京証券取引所1部に復帰した。倒産後は床 材やシステムキッチンなどを扱う建材メーカーとし て地道な努力を重ね、物流の効率化にも積極的に 取り組んできた。長らく苦楽を共にしてきた協力 物流会社とのパートナーシップは、ベトナムに海 外生産拠点を立ち上げたことで転機を迎えている。
[ ケース ] 米ダウコーニング 欧米SCM会議㉙ 企業向けネット販売が売上の3割に拡大発注ルール徹底と自動化で低価格化実現 2013年8月号
 コモディティ品をネットで販売する「XIAMETER」 事業が売上全体の約3割を占めるほど拡大している。 発注ルールの厳守や取引の自動化によって、サプラ イチェーンのコストを極限まで削り、低価格化を実 現した。同事業を担当するヨーン・ブルームハム氏 がこれまでの取り組みを解説する。
[ 値段 ] 特別編 二〇一三年三月期物流企業決算ランキング 2013年8月号
 二〇一三年三月期の業績トレンドは増収減益だった。国内物流は 緩やかながら回復に向かっている。しかし、航空貨物の落ち込みが 足を引っ張った。欧州経済の低迷、新興国市場の成長鈍化が主な 原因だ。コスト削減を目的に航空輸送を海上輸送に切り替える動き も続いている。
[ NEWS ] 欧米編 2013年8月号
 パナルピナは、SCMを研究して いる国際的な非営利団体「サプライ チェーン・カウンシル」(SCC)に 加盟した。SCCが持つノウハウや 分析ツールを活用してロジスティクス 事業の拡大を図るのが狙い。
[ NEWS ] 中国編 2013年8月号
 浙江省の嘉興港はこのほど、交通 運輸省から「海塩港区C5、C6多 目的埠頭」建設のための海岸使用許 可を獲得した。これにより、同港で 比較的開発の遅れていた海塩港区で も一万トン級埠頭二カ所が使用でき ることとなった。
[ 道場 ] 石油ショックのインパクト 2013年8月号
 その必要性は多くの人が認めながら も、荷主企業による自家物流コストの 把握は遅々として進まなかった。ター ニングポイントは、石油ショックによ ってもたらされた。中東戦争を契機 とする原油の急騰と供給ひっ迫で日本 経済はパニックに陥り、企業は大幅な リストラを余儀なくされた。物流にも 本格的にメスが入れられることになった。
[ 判断学 ] 第135回 それは“クーデター”か? ──川崎重工業の事件── 2013年8月号
 重要事項は取締役会の多数決によって決めるのが株式会社 の原則である。会長・社長の独裁主義がまかり通ってきた日 本のやり方が崩れ始めている。
[ メディア批評 ] 批判はすべて自分への攻撃と見る安倍晋三歴代自民党首相の中でも際だつ狭量と小心 2013年8月号
 安倍晋三がトップの自民党が、TBSの「NEWS23 」の報道が公平さを欠いていると して、党幹部に対する取材や幹部の番組出 演を拒否すると発表したのには驚いた。
[ 物流不動産Biz日記 ] 第5回 “実は本業は運送会社なんです” 2013年8月号
 以前も書きましたが、物流施設の仲介は不 動産会社ではなく、物流会社がやるべきだと 私は考えています。物流施設は住宅や商業施 設などに比べて特殊性が高いため、面積や立 地といった画一的な条件から最適な物件を案 内することはできません。荷物の特性や物流 フローなどを仲介者が熟知している必要があ るんです。物流会社こそ適任だと言えます。
[ 中国鉄道コンテナ輸送 ] 第2回 鉄道コンテナセンター駅の整備戦略 李 瑞雪 法政大学 教授 2013年8月号
 中国では鉄道貨物輸送のコンテナ化率向上を 目指したインフラ整備が着々と進み、高度な機能 を備えた鉄道コンテナセンター駅が各地で次々に 供用を開始している。しかし、今のところ期待 されたほど利用は広がっていない。その原因と 打開策について考案する。
[ 物流指標を読む ] 第56回 荷動き指数が2年ぶりのプラス水準へ 「景気動向指数」内閣府「日銀短観」日本銀行「企業物流短期動向調査」日通総合研究所 2013年8月号
●13年4〜6月の国内向け出荷量が前期比16ポイント上昇 ●アベノミクス効果で景気底入れ、荷動きの回復にも寄与 ●株価上昇に伴う資産効果も堅調な個人消費を後押し
[ 物流行政を斬る ] 第29回 アジアのハブ機能奪還に向けようやく動き出した港湾行政統廃合を含む大胆な施策が鍵 2013年8月号
 日本の港湾の国際競争力が低下の一途をたどっている。 港湾戦略のグランドデザインを描かず、場当たり的に港を増 設してきた結果だ。行政や政治の責任は重い。ここにきて、 ようやく機能統合や施設増強の施策が実現しているが、ま だまだ不十分だ。日本全国に点在する九九四カ所の港湾体 制を抜本的に見直し、ドラスティックな統廃合を進めなけれ ばアジアのハブ機能奪還への道は見えてこない。
[ SOLE ] 設備管理のグローバル化の動向 2013年8月号
 設備管理も各方面で進むグローバ ル化と無縁ではない。世にある設備 は一つ一つが個性に満ちたものであ り、業界、国、地域、運営組織ごと の個別事情の違いは大きく、同一の 管理手法が普遍的に通用するように なることは考えられない。  しかしながら、ここ一〇年ほどの 動きを見ていると、我々の想像を超 えるほどの深さとスピードで設備管理 のグローバル標準が形成されつつある ことが分かる。  今後の製品輸出、海外事業展開、 外資との連携、国際認証取得などさ まざまな事業展開を契機として、設 備管理のグローバル化を意識する必要 が生じてくるであろう。  グローバル標準に含まれる手法を、 自主的に採り入れていくことで、競 争力の強化や未来の変化の先取りが達 成できる可能性もある。本稿では設 備管理の領域でグローバルに進行して いる動きを整理し、日本の企業、事 業者に特に参考になると思われる考え 方を紹介する。 (プラントアルファ 菅伸介 社長)
[ 現場改善 ] 第125回 中堅日雑メーカーの自社運営センター改善 2013年8月号
 創業以来、自社運営を続けてきた物流センターの品質が悪 化している。ついには納品先から改善要求まで突き付けら れた。?我流?の管理に限界を感じた経営陣は外部の支援を 仰ぐことにした。その結果、現場の状況は経営陣の予想し ていた以上に深刻であることが判明した。
[ CLIP ] 日本の物流をアジアに売り込め政府が二〇一七年までの施策大綱を閣議決定 2013年8月号
 政府は六月二五日、二〇一三〜一 七年の五年間に推進する物流政策の指 針となる「総合物流施策大綱」を閣 議決定した。海外進出している日系企 業の競争力を高めるため、日本の高品 質な物流システムの国際展開を支援す る姿勢を明示。閣僚の海外訪問などを 通じ、アジア各国に政府レベルで物流 システムの導入を売り込む方針を打ち 出した。
[ データ ] 国土交通月例経済(国土交通省) 2013年8月号
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