ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス

2013年1月号

    2013年1月号
     
   
   
特集 物流品質を上げる
    事例で学ぶ納品精度の向上

18

 

【解説】まずは“フォーナイン”を目指せ

日本ロジファクトリー 青木正一 代表
 トップクラスの企業は今や100万分の1(PPM)レベルの納品精度を目指している。しかし、現場の実態を無視して背伸びし過ぎた目標値を掲げても改善は進まない。多くの現場にとっては“フォーナイン(99.99%)”が現実的な目標になる。それを達成できれば十分に物流品質を顧客にアピールできる。


22  

意識改革

バンダイロジパル
──「これやっちゃダメよ!」活動を徹底

 庫内作業などの基本動作を毎日徹底させる品質改善活動を全国の物流拠点で展開している。成果は社内に公表して従業員に現状を把握させ、改善への意識を高めている。「当たり前のことを当たり前にやるだけではサービスの品質が良くなったとは言わない」との信念から、各拠点が顧客のイレギュラーな依頼にきちんと対応できたかどうか評価する試みも始めた。


24

 

バンテック
──トップダウンで作業ミス・貨物事故を半減

 顧客からの指摘に、経営トップが冷や汗をかいた。重要な品質クレームを知らずにその顧客を訪問していた。これを糧として社内組織の再編を断行。クレームやミス、貨物事故の発生情報の共有化を徹底し、責任を明確化した。トップ自ら品質改善に本腰を入れたことで、全てが回り始めた。

 

26  

情報共有

キムラユニティー
──荷主と共同で品質向上プロジェクト

 「まるで共同出資会社のようだ」と荷主のコクヨサプライロジスティクスは言う。物流センター稼働当初の混乱をバネに、荷主とがっちりスクラムを組んで庫内作業の品質向上を目的とする共同プロジェクトを立ち上げた。専用台車の開発、作業訓練施設の設置など、踏み込んだ施策を次々に実現して大きな効果を上げている。


28

 

リコーロジスティクス
──共有データベースにノウハウを蓄積

 従業員の物流品質改善に関する提案や、現場で起きた事故・ミスの詳細を蓄積するデータベースを構築した。ノウハウの横展開とともに、トラブル再発を防ぐプラットフォームとして威力を発揮している。こうした改善の積み重ねで、業務のクレーム率半減などの成果が表れてきている。

 

30  

TPS

ALSO
──庫内随所に「カイゼン」を展開

 

31  

NTTロジスコ
──物流センターのクレームを解消

 

32  

温度管理

三菱倉庫
──欧州の医薬品管理基準を先取り

 

33  

名糖運輸
──3℃〜7℃のチルドラインを死守する

 

34

 

通販物流

ディノス
──メーカー直送を廃止し付加価値配送

 メーカー直送の大物家具類にクレームが目立っていた。コストよりも顧客満足度を重視して、自社センターからの出荷に切り替えた。品質が向上しただけでなく、複数注文の一括配送、納品時の設置・組み立て、不要になった同等品の引き取りなどのサービスが可能になり、売上増に貢献している。

 

36

 

楽天
──“弾丸カート”でスピード処理

 楽天が運営する書籍・DVD・ゲーム等のオンラインショップ「楽天ブックス」は、ライバルであるアマゾンと最も激しく競合する分野の一つだ。マーケティングはもちろん、物流品質でも後れを取るわけにはいかない。進捗状況の見える化や“弾丸カート”の導入など、様々な施策を打ち出し、効果を挙げている。

 

38  

トラック輸送

第一貨物
──特積業界ナンバーワンの品質目指す

 

39  

プラスロジスティクス
──配送協力会社ごとに分析資料を作成

 

40  

物流プラットフォーム検討会
──ITSで家電共配をトレース

 家電メーカー18社、家電量販3社が顔を揃え、九州での共同物流に乗り出した。「家電物流プラットフォーム」と名付けた拠点を活用し、センター納品のゼロ化や幹線輸送の共同化に着手している。配送品質を向上させるため、ITS(高度道路情報システム)スポットを活用した取り組みも実験的にスタートしている。

 

42  

IT・マテハン活用

大塚商会
──ハンディの運用を工夫してエラー半減

 注文データを受信してから出荷まで最短一五分という次世代型センターを2010年9月に稼働した。そこで構築したノウハウを他の拠点にも展開。会社全体の庫内作業エラー率を半減させた。配送面でもドライバーから顧客の声を吸い上げデータベース化。不良率を3分の2に減らした。

 

44  

アシックス
──大型ソーターを軸にフローを設計

 

  6  
KeyPerson

「日本こそS&OPを必要としている」

米トム・ウォレス&カンパニー トム・ウォレス 代表
 オハイオ州立大学の名誉フェローでS&OPの世界的権威として知られるトム・ウォレス氏が2012年12月に来日した。同氏を囲んで、米スティールウェッジ社のグレン・マーゴリスCEO、そして野村総合研究所の二人のコンサルタントが、日本企業におけるS&OPの導入を議論した。

 

《座談会出席者》
●トム・ウォレス 米トム・ウォレス&カンパニー代表
●グレン・マーゴリス 米スティールウェッジ ソフトウエアCEO
●郡司浩太郎 野村総合研究所 上席コンサルタント

●中川宏之 野村総合研究所 グループマネージャー


     
 
54
 

CGCグループ〈拠点政策〉

次世代型のモデルセンターが稼働

PB・NB一括のカテゴリー納品実現


 
58
 

大塚倉庫〈物流子会社〉

グループのインフラを活かし外販強化

東西に大型拠点新設しBCPにも対応

     
 
46
 

【新連載】3PL再入門

第1回 ロジスティクスの定義が変わった

梶田ひかる 高崎商科大学 特任教授

トランコム(株)ロジスティクスソリューションアドバイザー

 

 
50
 

【特別レポート】

中国の先進物流センターを見る

大阪産業大学 経営学部 商学科 特任教授 浜崎章洋

大阪市立大学 商学部 特任講師 宮崎崇将

 

 
62
 

海外トレンド報告【News】

《欧米編》米郵便公社の12年度決算、1.3兆円超の赤字
《中国編》豪グッドマンが上海の大型倉庫を買収

 

  66  
湯浅和夫の物流コンサル道場

《第129回》 〜温故知新編 第10回〜

日本の物流団体の誕生

  70  
奥村宏の判断学《第128回》
オバマ大統領への期待

  72  
佐高信のメディア批評

寝た子を起こした石原慎太郎の尖閣購入発言
過激なポーズで立場を保つ愚劣な政治家たち


  73  
グローバル物流市場の実像

平田義章 国際ロジスティクスアドバイザー

【最終回】わが国フォワーダーの展望


  78  
物流指標を読む《第49回》 日通総合研究所 佐藤信洋

経済や貨物輸送の予測は難しい

  80  

物流行政を斬る《第22回》
最低車両台数5台に疑問
10〜20台まで引き上げ
過度な規制緩和に歯止めを

産業能率大学 経営学部 准教授
(財)流通経済研究所 客員研究員 寺嶋正尚

 

  82  
The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告

2020年:日本企業のベトナム展開

 

     
 

 

 

DATA BANK

 
88
 

●国土交通月例経済(国土交通省)

●物流施設の賃貸マーケットに関する調査 一五不動産情報サービス 調査レポート

     
 

 

 

CLIP BOARD

 
87
 

●山九が総額100億円を投じて平和島に新センター/駅から徒歩1分の好立地で都市型の新規事業を展開

 
87
 

●佐川急便が都内に大型物流センター開設/車両の新デザインも公表

 


92
  主要記事索引
  96   編集後記
 
97
  広告索引

PDFバックナンバー

[ 特集 ] 物流品質を上げる 2013年1月号
概要はありません
[ 特集 ] 解説 まずは“フォーナイン”を目指せ 日本ロジファクトリー 青木正一 代表 2013年1月号
 トップクラスの企業は今や100 万分の1(PPM)レベル の納品精度を目指している。しかし、現場の実態を無視し て背伸びし過ぎた目標値を掲げても改善は進まない。多く の現場にとっては“フォーナイン(99.99%)”が現実的な 目標になる。それを達成できれば十分に物流品質を顧客に アピールできる。
[ 特集 ] 意識改革 バンダイロジパル ──「これやっちゃダメよ!」活動を徹底 2013年1月号
 庫内作業などの基本動作を毎日徹底させる品質 改善活動を全国の物流拠点で展開している。成果 は社内に公表して従業員に現状を把握させ、改善 への意識を高めている。「当たり前のことを当たり 前にやるだけではサービスの品質が良くなったとは 言わない」との信念から、各拠点が顧客のイレギ ュラーな依頼にきちんと対応できたかどうか評価 する試みも始めた。
[ 特集 ] 意識改革 バンテック ──トップダウンで作業ミス・貨物事故を半減 2013年1月号
 顧客からの指摘に、経営トップが冷や汗をかい た。重要な品質クレームを知らずにその顧客を訪 問していた。これを糧として社内組織の再編を断 行。クレームやミス、貨物事故の発生情報の共有 化を徹底し、責任を明確化した。トップ自ら品質 改善に本腰を入れたことで、全てが回り始めた。
[ 特集 ] 情報共有 キムラユニティー ──荷主と共同で品質向上プロジェクト 2013年1月号
 「まるで共同出資会社のようだ」と荷主のコクヨ サプライロジスティクスは言う。物流センター稼働 当初の混乱をバネに、荷主とがっちりスクラムを組 んで庫内作業の品質向上を目的とする共同プロジ ェクトを立ち上げた。専用台車の開発、作業訓練 施設の設置など、踏み込んだ施策を次々に実現し て大きな効果を上げている。
[ 特集 ] 情報共有 リコーロジスティクス ──共有データベースにノウハウを蓄積 2013年1月号
 従業員の物流品質改善に関する提案や、現場で 起きた事故・ミスの詳細を蓄積するデータベースを 構築した。ノウハウの横展開とともに、トラブル再 発を防ぐプラットフォームとして威力を発揮してい る。こうした改善の積み重ねで、業務のクレーム率 半減などの成果が表れてきている。
[ 特集 ] TPS ALSO ──庫内随所に「カイゼン」を展開 2013年1月号
 豊田自動織機傘下のアドバンスト・ロジスティッ クス・ソリューションズ(以下、ALSO)は、親 会社が展開している物流ソリューション事業の実働 部隊として、高品質な3PLを提供することに注 力している。とりわけ代表的拠点の一つ、高浜事 業所(愛知県高浜市)は二〇〇二年のALSO設 立と同時に創設され、様々な先進的取り組みを導 入する舞台となってきた。
[ 特集 ] TPS NTTロジスコ ──物流センターのクレームを解消 2013年1月号
 NTTグループで3PLを手掛けるNTTロジス コは、全国一六の物流センターで「TPS(トヨ タ生産方式)」による物流品質の改善活動を進めて いる。従来の「2S」徹底に加えて取り組みを強 化している。
[ 特集 ] 温度管理 三菱倉庫──欧州の医薬品管理基準を先取り 2013年1月号
 三菱倉庫は医薬品物流で三〇年の実績を持つ。 二〇一二年十二月現在、約二五社・五〇拠点で医 薬品物流センター業務を受託している。売上高で 倉庫事業部門の約二割に及ぶ主要分野に育ってい る。
[ 特集 ] 温度管理 名糖運輸 ──三℃〜七℃のチルドラインを死守する 2013年1月号
 名糖運輸では作業のミス率を牋賈分の一瓩僕 えることを目標に、日々のオペレーションを回して いる。例え荷主との間にミス率に関する明確な契約 が結ばれていなくても、その達成を目指す。この ミスの中には、誤出荷や商品の汚破損、遅配、欠 品などあらゆる要素が含まれる。
[ 特集 ] 通販物流 ディノス ──メーカー直送を廃止し付加価値配送 2013年1月号
 メーカー直送の大物家具類にクレームが目立って いた。コストよりも顧客満足度を重視して、自社 センターからの出荷に切り替えた。品質が向上し ただけでなく、複数注文の一括配送、納品時の設 置・組み立て、不要になった同等品の引き取りな どのサービスが可能になり、売上増に貢献してい る。
[ 特集 ] 通販物流 楽天 ──“弾丸カート”でスピード処理 2013年1月号
 楽天が運営する書籍・DVD・ゲーム等のオン ラインショップ「楽天ブックス」は、ライバルであ るアマゾンと最も激しく競合する分野の一つだ。マ ーケティングはもちろん、物流品質でも後れを取る わけにはいかない。進捗状況の見える化や狠憧 カート瓩瞭各など、様々な施策を打ち出し、効 果を挙げている。
[ 特集 ] トラック輸送 第一貨物 ──特積業界ナンバーワンの品質目指す 2013年1月号
 特別積み合わせ輸送(路線便)をメーンとする 第一貨物では、輸送トラブルを「異常」と「事故」 の二つに分けて管理している。荷物の紛失や破損 はもちろん、外箱のわずかな汚損・濡損など、現 場で少しでも「異常」に気付いたら、三〇分以内 にそれを荷主に報告する。そのうち約四五%が最 終的にクレームとなり「事故」としてカウントさ れる。異常の過半数は爐咎めナシ瓩悩僂爐里 が、どんな小さなトラブルも包み隠さず事前に報 告することで信頼の向上に努めている。
[ 特集 ] トラック輸送 プラスロジスティクス ──配送協力会社ごとに分析資料を作成 2013年1月号
 通販物流と家具配送をメーンとするプラスロジス ティクスでは、全国一〇〇社近くに上る家具配送 の協力運送会社に対して、それぞれ定期的に研修 会を行っている。協力会社各社の配送クレームの 傾向をプラスロジが分析して個別に詳細な資料を作 成。本社品質管理部門のスタッフが協力会社の現 場に出向き、経営陣だけでなくドライバーたちも集 めてその会社のクレーム実績の推移や全体との乖離 を説明し、他社の改善事例を紹介するなどして品 質向上を促している。
[ 特集 ] トラック輸送 物流プラットフォーム検討会 ──ITSで家電共配をトレース 2013年1月号
 家電メーカー一八社、家電量販三社が顔を揃え、 九州での共同物流に乗り出した。「家電物流プラッ トフォーム」と名付けた拠点を活用し、センター納 品のゼロ化や幹線輸送の共同化に着手している。配 送品質を向上させるため、ITS(高度道路情報 システム)スポットを活用した取り組みも実験的に スタートしている。
[ 特集 ] IT・マテハン活用 大塚商会 ──ハンディの運用を工夫してエラー半減 2013年1月号
 注文データを受信してから出荷まで最短一五分と いう次世代型センターを二〇一〇年九月に稼働し た。そこで構築したノウハウを他の拠点にも展開。 会社全体の庫内作業エラー率を半減させた。配送 面でもドライバーから顧客の声を吸い上げデータベ ース化。不良率を三分の二に減らした。
[ 特集 ] IT・マテハン活用 アシックス ──大型ソーターを軸にフローを設計 2013年1月号
 アシックスの「つくば配送センター」は、東日本 エリアをカバーする販売物流拠点として二〇一〇 年八月にオープンした。敷地面積約一万坪、延べ 床面積約一万一七四六坪の三階建て自社倉庫で、 常時七万〜八万アイテムを在庫している。その大 半をスポーツシューズが占めている。
[ keyperson ] 「日本こそS&OPを必要としている」 トム・ウォレス 米トム・ウォレス&カンパニー代表 2013年1月号
 オハイオ州立大学の名誉フェローでS&OPの世界的権威と して知られるトム・ウォレス氏が二〇一二年十二月に来日した。 同氏を囲んで、米スティールウェッジ社のグレン・マーゴリスC EO、そして野村総合研究所の二人のコンサルタントが、日本 企業におけるS&OPの導入を議論した。
[ ケース ] CGCグループ 拠点政策 次世代型のモデルセンターが稼働PB・NB一括のカテゴリー納品実現 2013年1月号
 ボランタリーチェーンに加盟する中小スーパー各 社の自主性を尊重しながら、グループ全体の物流 高度化を進める必要がある。2012年11月稼働の 「神奈川JDセンター」で、その新たなモデルを提 示した。規模やレイアウトがばらばらな店舗に対 して、NBとPBをまとめて細かくカテゴリー納品 する仕組みを備えている。
[ ケース ] 大塚倉庫 物流子会社 グループのインフラを活かし外販強化東西に大型拠点新設しBCPにも対応 2013年1月号
 早くから事業会社として独立し、グループの物 流業務を全面的に受託してきた。自ら構築した医 薬品と飲料のネットワークを活用し外販強化に乗 り出す。BCP対応で東西に設置した大型拠点と受 注センターを開放して、外部顧客からも一括業務 受託を狙う。
[ 3PL再入門 ] 第1回 ロジスティクスの定義が変わった 2013年1月号
 ロジスティクス管理は、サプライチェーン管理、 物流システム管理、オペレーション管理の3つの階 層に分けられる。このうちサプライチェーン管理は 外部委託ができない。3PLの本質は、物流システム 管理の委託にある。そのように定義を明確化するこ とで、成功の道が見えてくる。
[ 特別レポート ] 中国の先進物流センターを見る 大阪産業大学 経営学部 商学科 特任教授 浜崎章洋大阪市立大学 商学部 特任講師 宮崎崇将 2013年1月号
 中国の先進的な流通センターを紹介する。筆者ら は日本小売業協会主催の中国物流視察団のコーディ ネーターとして、2012 年3 月に北京・上海周辺の最 新物流施設を見学して回った。そのうち特徴的な5 つのセンターについて、施設とオペレーションの概要 を解説する。
[ NEWS ] 欧米編 2013年1月号
 米大手重機メーカーのキャタピラ ーの一〇〇%物流子会社だったキャ タピラー・ロジスティクス・サービシ ーズ(キャット・ロジ)は、キャタ ピラーがキャット・ロジ株式の六五% をロサンゼルスを本拠とする投資ファ ンド、プラチナ・エクイティに売却し たのに伴い、社名を「ネオビア・ロ ジスティクス・サービシーズ」に変更 した。また八月、新CEOにジョス・ オプデウィーグ氏を指名した。
[ NEWS ] 中国編 2013年1月号
 上海振華重工(集団)股份、中遠 太平洋(コスコパシフィック)および 厦門海投集団はこのほど、中国企業 が自主研究開発した世界初の第四世 代フルオートメーション化埠頭積み 降ろしシステムを、福建省厦門市に ある中遠厦門遠洋コンテナ埠頭に設 置することで合意した。
[ 道場 ] 日本の物流団体の誕生 2013年1月号
 大先生は一九七〇年を日本の“物 流元年”と呼ぶ。この年、日本に二 つの物流団体が設立されている。日 本能率協会を中心とする「日本物的 流通協会」と、日本生産性本部系の 「日本物流管理協議会」だ。この両 団体が一九九二年に統合されて、現 在の日本ロジスティクスシステム協会 (JILS)が誕生する。大先生は 偶然の結び付きからそこに関わるこ とになった。
[ 判断学 ] 第128回 オバマ大統領への期待 2013年1月号
 アメリカ経済はリーマン・ショック以来の不況から抜け出せていない。そ の根本的な原因は巨大化しすぎた株式会社にある。再選を果たしたオバ マ大統領には、ニューディールに匹敵するような政策が求められている。
[ メディア批評 ] 寝た子を起こした石原慎太郎の尖閣購入発言過激なポーズで立場を保つ愚劣な政治家たち 2013年1月号
 いま、日本の貿易総額の対米比率は一割で、 香港と台湾を含む中国とのそれが三割を占 めている。それを考えると、石原慎太郎が 火遊び的にブチ上げた尖閣諸島購入発言の 愚かさがクローズアップされる。
[ グローバル物流市場の実像 ] 最終回 Part 7 わが国フォワーダーの展望 2013年1月号
 本連載の最終回として、わが国フォワーダーの展 望に焦点を当てる。これまでのように日系荷主の海 外展開に付いていくだけでは、もはや成長は望めない。 海外の市場に深く食い込み、現地荷主を獲得するた め、M&Aを本格化する必要がある。日本特有のき め細かなサービスはグローバル市場でも武器になる。
[ 物流指標を読む ] 第49回 経済や貨物輸送の予測は難しい 「2012・2013年度の経済と貨物輸送の見通し」日通総合研究所 2013年1月号
●2013年度の国内貨物総輸送量は1.1%減の予測 ●消費関連は微増、生産および建設関連はマイナスへ ●衆院選の結果や経済動向次第で全く別のシナリオも
[ 物流行政を斬る ] 第22回 最低車両台数五台に疑問一〇〜二〇台まで引き上げ過度な規制緩和に歯止めを 2013年1月号
 トラック運送事業を営む際に義務付けられる最低車両 台数は、一連の規制緩和によって五台にまで引き下げら れた。その結果、新規参入が相次ぎ、事業者は過当競争 を余儀なくされている。行き過ぎた規制緩和に歯止めを かけなければ、物流業界の健全化は見えてこない。まず は最低車両台数の見直しから始めるべきだ。
[ SOLE ] 二〇二〇年:日本企業のベトナム展開 2013年1月号
 「ベトナム進出完全ガイド―ベトナ ム最新事情と投資貿易実務」(カナリ ア書房)の著者で、進出支援コンサル タントの会川精司・会川アジアビジ ネス研究所代表を招いて、二〇一一 年五月に開催したSOLE日本支部 フォーラムの講演内容を紹介する。
[ データ ] 国土交通月例経済(国土交通省) 2013年1月号
概要はありません
[ CLIP ] 山九が総額一〇〇億円を投じて平和島に新センター駅から徒歩一分の好立地で都市型の新規事業を展開 2013年1月号
 山九はこのほど、東京都大田区に「平 和島ロジスティクスセンター(仮称)」を 新設し、二〇一五年二月に竣工すると 発表した。建設予定地は東京モノレール の流通センター駅から徒歩一分、首都高 速道路の平和島ICからも車で一分と いう交通至便の地。投資総額はおよそ 一〇〇億円に上る。
[EDIT]