ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス

2008年9月号

    2008年9月号
     

緊急調査 トラック運賃急騰!

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第1部 08年度運賃交渉の結果速報
 トラック運賃の本格的な高騰が始まった。今年度の運賃交渉では、32.2%の荷主が平均4.9%の値上げを受け入れた。さらに来年度は55.3%の荷主が運賃の上昇を予測し、値上がり率は6.2%を見込んでいる。燃料サーチャージ制度の導入を容認する動きも広がってきた。


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第2部 サーチャージ制導入は来年度
 
燃料サーチャージ制の普及が来年度から本格化する見通しだ。現状では国土交通省に制度の導入を届け出る運送会社の数こそ増えているものの、実際の取引への適用は荷主の強い抵抗にあって進んでいない。しかし、来年度は過半数の荷主が導入を容認する方針だ。


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  第3部 急増する中小運送業者の倒産
 
グローバル・ロジスティクスの最適化には、従来の国際間輸送の管理とは全く違うレベルのマネジメントが求められる。製品設計からアフターサービスまでの各プロセスの活動をグローバルに統合してロジスティクスを利かせる。それによって単なるコスト削減以上の効果を実現できる。日系家電メーカーは既に動き出している。


   

特集 日本の3PL市場 2008


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解 説 前年比10%増で市場規模拡大
 
日本の3PL市場の規模拡大が加速している。2007年度の成長率は10.0%。前年の6.5%から成長のペースを速めた。主要46社の3PL事業売上高の合計額は今や1兆3000億円に達している。さらに今年度も10.3%の成長が見込まれている。


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データ 国内有力3PL46社の全貌


 

4

 

 

KEYPERSON
「コストから柔軟性へ課題は移った」

小野寺 寛 PRTM パートナー・日本代表ー
 
SCMの最重要課題は、コスト削減から柔軟性の獲得に大きくシフトした。在庫も従来の削減一辺倒から積み増しに舵を切る企業が増えてきた。グローバル化の進展でSCMのトレンドは変化している。世界の有力企業300社を対象に行った最新の調査で明らかになった。


     
  46  

松下電器産業〈組織改革〉
本社にロジスティクス本部を設置
グローバル統合で在庫削減を加速


  50  

K.U.S.ロジスティクス・サポート〈食品物流〉
自社倉庫で食品展示会を開催し
中小メーカーの販路拡大を支援


  54  

明治ロジテック〈外販拡大〉
物流子会社統合を機に外販部隊設置
チルド物流を武器に収益拡大図る


  58   物流企業の値段 《第42回》
郵船航空サービス
モルガン・スタンレー証券 株式調査部 尾坂拓也


  70   物流IT解剖《第18回》
住友倉庫
脱ホストとパッケージ活用を3年で推進
今年末に次期システム移行の正念場迎える


     
     

■■欧州レポート■■

  61   海外トレンド報告【Report】
欧州SCM会議(2)

仏郵政公社の国際BtoB物流

  66  

海外トレンド報告【News】
欧米編・中国編



  74   湯浅和夫の物流コンサル道場 《第77回》
〜大先生の日記帳編 第12回〜

物流部長の第一の仕事

  79  

佐高信のメディア批評
政治家の告発など我関せずの「高級紙」気取り
「公平中立」という幻想に安住する日本の新聞



  80  

奥村宏の判断学《第76回》
行き詰まった新自由主義



  82   The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]報告

原子力発電所の保全業務モデル(1)
保全作業管理から信頼性管理へ進化

  86   物流不動産市場レポート《特別編》
三大都市圏
2008年上半期 物流施設賃貸市況分析

  90   事例で学ぶ現場改善 《第68回》
老舗食品卸Y社の輸送費削減
日本ロジファクトリー 青木正一 代表

 
 

 

 

DATA BANK

 

93

 

国土交通省 月例経済報告


 
 

 

 

CLIP BORD

 

45

 

プロロジスが各国で開発を加速/日本での資産総額は1兆円に拡大

 

78

 

ギャラクシーエアラインズ事業廃止/燃料高騰と整備費拡大により収益悪化

 

78

 

●「物流の基本&実践力がイチから身につく本」/ロジスティクス・サポート&パートナーズが新刊


 
96
主要記事索引
  100   編集後記
 
101
広告索引

PDFバックナンバー

[ keyperson ] 小野寺 寛 PRTM パートナー・日本代表 2008年9月号
 SCMの最重要課題は、コスト削減から柔軟性の獲得に大 きくシフトした。在庫も従来の削減一辺倒から積み増しに舵 を切る企業が増えてきた。グローバル化の進展でSCMのトレ ンドは変化している。世界の有力企業三〇〇社を対象に行っ た最新の調査で明らかになった。
[ NEWS ] 海外トレンド報告 2008年9月号
小包と郵便の統合など組織再編 ■同公社プレスリリース 7・1  米国郵政公社(USPS)は、 大規模な組織再編を行う。これまで 複数の部署に分かれていた小包と郵 便事業の組織を統合する。法人顧客 と個人顧客からの要望・意見を吸い 上げ、事業に反映させる仕組み作り にも取り組む。競争力を最大限に発 揮するとともに、顧客重視の体制を 強化するという。
[ NEWS ] 海外トレンド報告(中国編) 2008年9月号
国家発展改革委と鉄道部 七月から鉄道貨物運賃引き上げ ■7・1  中国国家発展改革委員会と鉄道 部は、七月一日から鉄道貨物の運賃 を引き上げると発表した。原油価格 の高騰によるコスト負担の軽減を図る。  貨車積みの貨物の運賃を一トンキ ロメートル当たり〇・〇三(〇・四 八円)〜〇・〇七人民(一・一二円) 元引き上げる。コンテナ運賃も規定 に応じて引き上げる見通し。
[ SOLE ] 保全作業管理から信頼性管理へ進化 2008年9月号
 SOLE日本支部の七月のフォ ーラムでは、RAMS(Reliability, Availability, Maintainability and Supportability)研究会の活動報告 を行った。我が国では原子力発電 所の新検査制度の導入が予定されて いる。これに伴い、原子力発電シ ステムの保全業務は「信頼性管理」 を基本とする「保全作業管理」の 原点に戻って再構築する必要がある。 こうした認識の下に、同研究会は 一年にわたって原子力発電所の保 全業務について研究してきた。今 号は信頼性管理、次号は保全作業 管理と二回に分けて内容を紹介する。
[ CLIP ] プロロジスが各国で開発を加速日本での資産総額は一兆円に拡大 2008年9月号
物流施設専門の不動産開発会社 であるプロロジスは七月二五日、ジ ェフリー・H・シュワルツ世界本社 会長兼CEOの来日に伴い、東京都 内で記者会見を開催。世界各国での 開発事業の状況や、今後の展望など を発表した。
[ CLIP ] ギャラクシーエアラインズ事業廃止燃料高騰と整備費拡大により収益悪化 2008年9月号
佐川急便グループの貨物航空会 社・ギャラクシーエアラインズは八 月五日、国内全四路線の廃止を決 定し、国土交通省に事業廃止届を提 出した。
[ ケース ] 組織改革 松下電器産業 2008年9月号
本社にロジスティクス本部を設置 グローバル統合で在庫削減を加速
[ ケース ] 食品物流 K.U.S.ロジスティクス・サポート 2008年9月号
自社倉庫で食品展示会を開催し 中小メーカーの販路拡大を支援
[ ケース ] 外販拡大 明治ロジテック 2008年9月号
物流子会社統合を機に外販部隊設置 チルド物流を武器に収益拡大図る
[ データ ] 国土交通省 月例経済報告 2008年9月号
概要はありません
[ メディア批評 ] 政治家の告発など我関せずの「高級紙」気取り「公平中立」という幻想に安住する日本の新聞 2008年9月号
 『ジャーナリズム崩壊』(幻冬舎新書)の著者、 上杉隆は鳩山邦夫の秘書を経て、ニューヨー ク・タイムズ東京支局の取材記者となり、日 本のマスコミへの就職を決意して試験を受けた。 朝日新聞と北海道新聞は最終面接まで残った のだが、二社とも「色がついている」として 落とされた。
[ 海外Report ] 仏郵政公社の国際BtoB物流 2008年9月号
 今年七月末に日本郵便との包括提携を発表した仏郵政公社「ラ・ポスト」。 同社の物流部門「ジオポスト(GeoPost)」グループで積み合わせ輸送(LT L)のオペレーションを担うDPDのマニュイ・ストイメノス上席副社長が、ア ジアの物流会社とのパートナーシップを前提とした国際物流戦略を解説する。
[ 現場改善 ] 老舗食品卸Y社の輸送費削減 2008年9月号
 中途入社で老舗卸に入社した二人が、会社を変革するた めのプロジェクトメンバーに起用された。その突破口として 物流改善に目を付けた。二人とも物流については全くの素人。 それでもコンサルの助けを借りながら、古い体質を打破する ために真っ向から課題にぶつかっていった。
[ 値段 ] 郵船航空サービス 2008年9月号
 航空フォワーディング依存からの脱却、海 上貨物とロジスティクス事業の強化を進めて いる。業績の低迷や事業環境などから株価は 軟調だが、グローバルで成長可能な数少ない 日本の物流企業の一社だ。
[ 道場 ] 物流部長の第一の仕事 2008年9月号
 在庫管理こそ物流管理の原点だ。しかし物流部門 はその権限を持っていない。ならばどうするか。大先 生がご託宣を下す。物流コストを切り口にして正面か ら突破しろ。在庫に焦点を置いた物流改革案を立案し、 経営陣にぶつけていくことで道は拓ける。
[ 判断学 ] 行き詰まった新自由主義 2008年9月号
格差社会やワーキングプア問題は規制緩和政策によって作り出されたものである。 ミルトン・フリードマンらの推進した新自由主義が、その理論的支柱となっている。 しかし今や新自由主義は壁に突き当たっている。
[ 物流IT解剖 ] 住友倉庫 2008年9月号
4年前に就任した情報システム部長が、それまでのIT戦略を大きく 転換させた。住友倉庫に対する販売比率が7%弱しかない協力ITベン ダーの株式を100 %取得し、子会社化することで開発・運用体制も 見直した。今年の年末に予定している脱ホストのための作業が、次 のステップへの正念場となる。
[ 物流不動産市場レポート ] 三大都市圏物流施設賃貸市況分析 2008年9月号
 シービー・リチャードエリスと生駒データサービスシステムは、共同で「倉庫・ 配送センター市況レポート」を年に二回発表している。国内主要都市の倉庫 等物流施設の市況動向を調査・分析したものだ。調査対象は主用途が倉庫で あり、かつ一般募集された施設三七九一棟。首都圏、中部圏、関西圏の三大 都市圏の賃貸市況動向を中心に、物流不動産市場のトレンドを解説する。
[ 特集 ] トラック運賃急騰! 08 年度運賃交渉の結果速報原 2008年9月号
トラック運賃の本格的な高騰が始まった。今年度の運 賃交渉では、32.2%の荷主が平均4.9%の値上げを受け 入れた。さらに来年度は55.3%の荷主が運賃の上昇を 予測し、値上がり率は6.2%を見込んでいる。燃料サー チャージ制度の導入を容認する動きも広がってきた。
[ 特集 ] トラック運賃急騰! サーチャージ制導入は来年度 2008年9月号
燃料サーチャージ制の普及が来年度から本格化する見通 しだ。現状では国土交通省に制度の導入を届け出る運送会 社の数こそ増えているものの、実際の取引への適用は荷主 の強い抵抗にあって進んでいない。しかし、来年度は過半 数の荷主が導入を容認する方針だ。
[ 特集 ] トラック運賃急騰! 急増する中小運送業者の倒産 2008年9月号
中小・零細運送業者の倒産が増加している。運賃は上昇傾 向にあるとはいえ、原油高騰に伴うコスト増には、到底追い ついていない。銀行の融資引き締め、軽油の売り渋り、荷主 の支払いサイトの長期化などが追い打ちをかける。運送業者 を取り巻く環境はいっそう厳しさを増している。
[ 特集 ] 日本の3PL市場2008 前年比10%増で市場規模拡大 2008年9月号
 日本の3PL市場の規模拡大が加速している。2007 年度の成長率は10.0%。前年の6.5%から成長のペー スを速めた。主要46社の3PL事業売上高の合計額 は今や1兆3000億円に達している。さらに今年度も 10.3 %の成長が見込まれている。 
[ 特集 ] 日本の3PL市場2008 国内主要3PL企業ガイド2008 2008年9月号
以下の29〜44 ページに掲載したデータは基本的に各社の自己申告に基づく。 一部、本誌がヒアリングと各種調査から推定および説明を加えたものも含まれ ている。その場合には「本誌推定」と明記した。また各社の社名と並べて白 抜きで表示した「3PL事業売上高」は、千万円単位を四捨五入したもの。詳 しくは各社の「3PL事業売上高の推移」を参照。「連結総売上高」も同様に、 千万単位を四捨五入している。他の各項目については以下の通り。
[EDIT]